先日、ある患者様から相談されました。
仕事や通学、育児、家事、
現代人は何かと忙しい。
そんな中、急に体調を崩してしまったり
頭痛に襲われたりすることは本当につらいですね。
自律神経失調の方は、
特に気圧に体調を左右されやすいのです。
気象病ということばをご存知ですか?
昔から天気と体調は関係があると言われていて
「梅雨時期は古傷が痛む」など聞いたことが
あるかと思います。
それほど天気に人間の体調は影響を受けるのです。
気圧が上下するとストレスが体にかかり、
それに対抗しようと自律神経の動きが活発になります。
自律神経は血管を収縮させたり、拡張したりする
役目があるのですが、その働きがうまくいかないときに
頭痛や、だるさが出てしまいます。
私の患者さんの中には、「頭の中が膨らむような感じ」
と表現する人もいるのですが、おそらく
血管の収縮を敏感にとらえているのだと思います。
次回は、気象病の対処方法を書きます
おたのしみに